現在、『依存症からの回復研究会』より発行している書籍はweb販売をしております。販売チャネルとしては、Amazonと回復研web販売所の2か所となりますが、そのどちらでも急激に販売が伸びている本が、『セイン』になります。本書は精神疾患を併せ持つ依存症者が回復するための「12のステップ」のガイドブックです。著者のマリャ・ホーンバッカ―は何冊かのベストセラーをもった著述家であり、ピューリッツア賞にもノミネートされたことのある才能豊かな女性ですが、アルコール・薬物依存症と双極性障害のために長年苦しみ、最後に12のステップのグループにたどり着いて救われました。彼女はステップを実行し、仲間と共に歩むことで回復を達成したのです。
本書の大きな特徴は彼女の経験に裏打ちされた実践的なガイドブックであることです。重複障害を持つ依存症者は決して少なくありません。本書はその人たちや、家族、支援者にも役に立つものと信じています。
「プログラム(12のステップ)に取り組んでも精神疾患が完全に取り除かれるわけではありません。
ですが私は、プログラムに取り組む過程で『ゆだねる』方法を学びました。
私は、真実に自分をゆだね、自分が抱える精神疾患と依存症の現実に向き合いました。
ゆだねることで私は自由になりました。
いま私は、自由に自分のために行動できています」(本文から)
我々の仲間の中では、『セイン』を使ったステップ勉強会や朗読会などが開催されており、とても好評であるとの声や、この本を翻訳したチームのメンバーへの感謝の声、是非イベントでセイン翻訳チームとのトークセッションのご希望など多数の反響をいただいております。是非、本書をお手に取っていただき、リカバリー・ダイナミクス®の魅力とはまた違ったスピリチュアルな回復の魅力を体験いただければと思います。